ペットロスの辛い気持ちを和らげるには５つのポイントがあるのをご存知でしょうか。
家族の一員であるペットの突然死のショックと辛さ。
病気や事故に遭って、苦しみながら亡くなった辛さ。
そんなペットロスからなかなか立ち直れない飼い主さんは少なくありません。
かく言う私も、子供のころからペットロスを何度か体験し、辛さに何とか耐えて生きて来ました。
そこで、ペットロスで辛い思いをしているあなたの役に立つ記事を書いてみました。
少しでも気持ちが楽になれば幸いです。
ポイント１ 辛い気持ちを受け入れる
辛い気持ちをすなおに認め、受け入れましょう。
最愛の存在を失った辛さを無視したり、逃げたりしないで、丸ごと受け入れましょう。
大切なペットが亡くなって辛いのは自然なことです。
自分はおかしいのじゃないかと悩む必要はありません。
ペットの死は、人間の死と比べると、どうしても軽視されがちなところがあるので、よけいに辛くなるのです。
人によっては、肉親が亡くなったときの辛さか、それ以上の辛さになることもあります。
ペットは、人間とは種が違う動物ですが、心を通わせ合い、一緒に暮らしてきた家族の一員です。
辛くならないはずはありません。
「ああ、辛いんだね」と自分の辛さを認めてあげましょう。
そして「そう思うっていいんだよ」と、許可を自分の心に出してあげてください。
こうすることで辛い気持ちを受け入れることができます。
ポイント２ 感情を吐き出す
辛い気持ちを受け入れてあげると、抑えていた悲しみや怒り、後悔や罪悪感などが自然とあふれ出してきます。
涙が出てきたら、がまんしないで、思いっきり泣きましょう。
事故死した場合、加害者に怒りが湧いてくることもあります。
その時は、クッションや枕などを思いっきり叩いてみましょう。
新聞紙を丸めて棒のようにしてイメージ上の加害者を叩いてもいいですよ。
後悔や罪悪感があふれてきて謝りたくなったら、
「ごめんね」と気が済むまであの子に謝ってみましょう。
ペットロスの辛さが理解できない家族と暮らしている人は、１人になれる場所や時間を選ぶといいですね。
ポイント３ ペットの死を受け入れる
ペットの死という事実を受け入れることは、悲しみを和らげる重要なステップです。
しかし、それは誰にとってもむずかしく、ハードルが高いことです。
ペットの死という事実はもう変えることはできません。
変えられないことに、抵抗するのをやめてみるのです。
抵抗をやめて、「死んだ」という事実を受け入れることで、ペットロスの辛さが軽くなっていきます。
しかし、これはむずかしいと思われるかもしれませんね。
ですが、1つ目、２つ目のポイント（辛い気持ちを受け入れる、辛い感情を吐き出す）をやってみれば、
ペットの死を自然と受け入れられるようになります。
また、１つ目、２つ目のポイントをやってみることができないと、
ペットの死を受け入れることは、むずかしくなります。
それだけ、２つのポイントが重要ということです。
抵抗すると苦しみが生まれ、辛くなります。
例えば
「あの時気づいてあげていたら…」
「もっと早く病院に連れて行っていれば」
「あの日、あの場所に行っていなければ…」
こんなふうに、変えることができない過去を繰り返し思い出すことになります。
ですから、２つのポイント（辛い気持ちを受け入れる、辛い感情を吐き出す）を何度かやってみた後に、
あの子の死は変えられないことなので、ただただ、すなおに受け入れよう、と決めるといいです。
そうすると、気持ちが少し楽になります。
特にペットの死が自分のせいだと、罪悪感や後悔の念にさいなまされている人には、効果があるので、おススメです。
ポイント４：ペットとの思い出を語る
ペットと過ごした日々を振り返り、その思い出を語ったり、ブログに書いたりすることも辛い気持ちが和らぎます。
ペットとの楽しい時間や特別な瞬間を思い出すことで、ペットの存在を偲べます。
ペットの一生が心の中の引き出しに、大切なものとして存在するようになるでしょう。
ペットのことを語ることは、喪失感を和らげるだけでなく、ペットへの愛情をもう一度確認することにもつながります。
ポイント５：プロの助けを求める
最後に、ペットロスが深く、一人では解決できないと感じたときは、プロの助けを求めることも大切です。
専門家が提供するカウンセリングサービスは、悲しみを乗り越えるための方法を教えてくれます。
まとめ
この５つのポイントを意識することで、辛い気持ちが和らぎ、立ち直るキッカケになるでしょう。
１．辛い気持ちを認めて受け入れる
２．出て来た感情を吐き出す
３．変えられない「死」という事実は受け入れる
４．ペットとの思い出を語る
５．プロの助けを求める
いかがでしょうか。
あなたの辛い気持ちが和らぎ、ペットロスから立ち直るヒントになれば幸いです。
５つのポイントではペットロスの辛い気持ちは変わらない、普通の生活ができないほどに立ち直れないかたは、どうぞご相談ください。
またペットが亡くなって、数か月以上または数年ほど経っているのに、立ち直れないかたもご相談ください。
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心理セラピストの
私 原由美子が、
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